「日本にとって科学とは?」文科省が意見募集中

「日本にとって科学とは?」 〜 文部科学省、科学技術政策への意見を募集

 文部科学省は10日、「科学技術政策に関するご意見募集について」と題する文書を公開し、一般からの意見募集を開始した。

 寄せられた意見は、科学技術週間中の4月17日に行われるシンポジウム「科学技術の力による輝きのある日本の実現に向けて(仮称)」において活用されるほか、政策の参考となるとのこと。募集期間は3月10日〜23日の14日間。(中略)
 意見を募集する項目は、

  1. 日本が科学技術を推進することの意義や必要性
  2. 地球温暖化、資源・食料・エネルギー問題、経済危機、医療・福祉問題などさまざまな問題があるが、科学技術を活用してどのような問題を解決してほしいか?
  3. これからの未来に向けて、どのようなことに挑戦してほしいか?
  4. 科学技術を推進していくうえで、特に重点を置いて取り組む必要があるものは何か?
  5. 国の予算や投資のあり方、目標・計画の立て方や評価のあり方、各省庁間の連携のあり方など、科学技術政策の進め方について、改善すべきと考えられる点は?
  6. 科学技術・学術審議会基本計画特別委員会がとりまとめた提言や科学技術政策に関することなど全般への意見

の6項目となっている。詳細は文科省のサイトに掲載されている。(後略)(注:箇条書きに書き直したのはオレ)

  1. ない。(今の日本には)
  2. 石油が無くなったあとのモノの生産。今のままでは、石油がない=世の中の全てのモノが作れない。ティッシュも食べ物も調味料も服も、なにもかも。そしておそらく石油は、早ければ20年以内に、遅くとも今世紀中に無くなる。
  3. 国会議員と官僚に「科学技術の智プロジェクト」の「総合報告書」を理解させる。これは全ての日本国民が身につけるべき科学的素養はどんなものかを(科学者以外の人もたくさん参加して)具体的に定めたものである。
  4. 科学コミュニケータの育成
  5. 2つある
    1. 若手研究者の生活保障と、仕事をしない大学教授の排除。すなわち大学・研究機関における年功序列給与体系の排除。学会発表も論文発表もしない教授の給料を削減するだけで、かなり予算が浮くはずだ。
    2. 事務処理の電子化。紙ベースの仕事が多過ぎる。紙で保管する場合のセキュリティと電子的処理のセキュリティは、いずれも担当者のセキュリティに同等に依存しているから、セキュリティの問題ではない。
  6. 今んとこ知らんのでパス。