ボーカリストデビューまとめ

昨日はなんちゃってボーカリストとしてデビュー戦であった。
結論を端的にまとめると、

  • 非常に楽しかった
  • 音楽人であることを思い出した

この2つに集約される。
以前にも書いたが、最近、音楽を発する行為から遠ざかってしまっていた。今回参加したことで、音楽的活動をやりたい気が絶賛上昇中である。
だが、それ故に、楽しいばかりでなく、非常に悔いの残るステージであった。これまで経験してきたコンサートやライブは、全て、二度と録音を聴きたくない。そういう山のような悔いばかりが思い出されるからだ(実際には聴かなくても思い出すんだけども)。そういう意味では、今回は、相対的には「まだ聴き返す気になれる」ものだった。理由は、できばえの良否とは全く関係なく、(当たり前だがソロをとっている訳じゃないので)自分の声は全て埋もれていて聞き取れないから (^^;
もちろんいろんな失敗は鮮明に記憶に残っている。そういう意味では、録音を聴かなくても凹む。
しかしそれにしても、今回の参加で、いろいろな発見があった。自分の体を楽器化するような感覚が非常に面白い。ちょっと本気でやりたくなってきた。
関係ないが、ゲストの黒人シンガーさんがとんでもない声量のとんでもなくよく響くとんでもない美声だった。何がどうなったらあんな声が出るんだ??

で、先に触れたように、音楽魂が高まってきて、サックスプレイヤーとしても盛り上がっている。
今回の本番前に痛感したことが一つあって、それは、「丸腰で本番」というのがむちゃくちゃ不安だということ。これまでは各種サックスなり、バスクラなり、ベースなり、サンバホイッスルなり(笑)、何か「武器」を持っていた。指揮者で出る時でも指揮棒があった。ところが今回はボーカリストとして出るので、手ぶらなのである。なぜ本番前なのにオレの手には何もないんだ!?‥‥何とも形容しがたい強烈な不安感だった。

そんなこんなで、今は、ボイストレーニングだけでなく、猛烈にサックスが吹きたい。
ピアノも弾きたい。
最近ベースも触ってないな。
あ、新しいEWIまだ箱から出してないや。


‥‥どこにそんな時間があるねんっちゅう話でwww