San Francisco3日目

上手く眠れない。細切れですぐ起きてしまう。

なもんで、朝はゆっくりめに起きて、読みかけの本を読む。旅先のホテルは落ち着くので好きだ。‥‥ってサンフランシスコまで来てどんだけ出不精なんだっていう。

最初、部屋から空を見上げた感じでは、どん曇りかと思って、ホテルから外に出るときに路面が濡れていて雨か?と思いつつ外に出たら、降ってない。歩くと小雨っぽい感じだが、何か変だ。上からじゃなくて前から水滴が当たる?‥‥そう、今日のサンフランシスコは「霧」だったのだ。

今日は終日、会場に行かずにあれこれしようかと思っていたが、そうもいかなくなった。ということで、朝昼兼用をHerbert'sで食う。相変わらず英語が通じず、よくわからないBurritoが出来上がるが、美味。コーラと合わせて$8ちょい。

「あれこれ」のメインはおみやげである。中でも、わざわざクリスマスの2日間に和歌山に来て泊まり込みで作業をして下さる研究協力者2名様を歓待するためのカリフォルニアワインの調達である。もちろん自分のも確保するのであるが。また、息子達への何か、ヨメさんへの何かも必要であるし、また両実家への何かも必要である。さらに職場の皆さん‥‥事務の皆さん、代講に協力してくれた先生方、1回生・2回生・3回生の各ゼミの連中には、サンフランシスコの定番土産のギラデリのチョコレートのアソートメントにしよう。明日以降は時間が取れないので、今日中にやらねば。
うーん、今回はFisherman's Wharfには行けないなぁ。「とりあえず買っとけ」的に確保した、3day muni passportは、おそらく一切使わずに帰ることになるだろう。mottainai.
そういう意味では、Caltrainの撮影に行ってるヒマがなさそうだ、というのも残念である。昨日、Skypeでよっちに「できたらカルトレイン見に行くよー」って言っちゃったからなぁ。たぶん「できたら」ってのはすっかりなくなって、期待してるだろうなぁ。返す返すも、昨日を1回生ゼミのリモートコントロールで時間を食いつぶしてしまったことが悔やまれる。
こちらの明日の午後、日本の12/18(土)未明が発表である。もう発表かよ。今回の出張はあっと言う間に時間が過ぎるなぁ。前回がのんびり過ぎたというのもあるが。発表のアウトラインを説明するセリフ回しを考えておかねばならない。しかし眠い。ちょーねむたい。
だめだちょっと寝る。パワーナップ
起きてから家族とSkypeを試みるが調子激悪で断念。残念。よっちとかーちゃんの「あ!おとーさんだ!」という嬉しげな表情に癒されつつも、事情が飲み込めないはるの「!」という顔が面白くて。
その後はぐわーっとPCであれこれ格闘。書類を書きまくってみたり。
ここ2〜3年が特に、なのかな?言い訳が多くなったと思った。中学の頃、体育&生徒指導の「パンツマン」師に「お前は言い訳ばっかりやな」「その『まぁ』っちゅうのやめぇ」と言われたのを思い出した。当時は結構気にして、たぶん見て分かる程度には矯正していたと思うのだけど(と信じたい)、大人のズルい舌先を得たことで、ここ数年また悪い虫が出てきたのではないか、と内省した(ここに書いたら内省じゃないけど)。性根の問題だわな。まだまだ根性叩き直す余地がいくらでもあるってことだ。(現状が悲惨であることは目をつぶることにして)成長できる余地があるってことは、いいことだと思うことにしよう。ただ、34年分の「慣性」は結構なものだから、きちんと、できることから、行動に移そう。
ところで小さいことというか小手先のことだが、そういう「行動」面での目標を、ToDoリストで備忘録的に書きつけておくことがあるのだが、「だらだらしない」のような否定形で書くと、うまくいかないような気がする。否定形というのは、ある事柄「以外全部」なので、超具体的なNGを書くならまだいいが(「エスカレータに乗らない」「『まぁ』と言わない」など)、広過ぎて焦点がボケる。できることなら、肯定形の文、即ち「〜をする」という命題にしておいたほうが、遵守しやすいように思う。

結局、シーフードを手軽に食べたかったので、Sam's Grill & Seafoodに言った。Kulito'sは明日にしよう。去年もここに食べにきたのだが、そのとき案内してくれたジダン氏は、今回は入ってすぐのカウンター内にいた。代わりに今回は老紳士ウェイターさんが案内してくれた。だがこのおっちゃんが結構いいかげんというかずさんで幻滅。ちなみにSautéed Shellfish (Scallops, Prawns, Crab Legs)を頼んだが、出てきたものを見ると、去年と同じだったってのは秘密だ。シーフードということで白ワインを頼んでみた。どこもかしこも白ワインと言えばシャルドネなので、あえてSauvignon Blancにしてみたら当たり。酸味はきつめだが、フルーティという言葉がぴったり。予定外にもう1杯頼んでしまった(^^;
ところで、去年この店に来たときにも悩んだのだが、「皿」が出てくる前に「パン」がどかっと出てる状況って、どうするんだろう。食いたいんだが、我慢するべきなのか?それともきれいに食べられるなら食べていいものなのか?
メインのシーフード・ディッシュが来てから後も、かなり気を配ったつもりだったが、結果としてはフランスパンのバラバラ破片が散乱していて、残念だった。

というところで、本日の作業、タイムアップ。この文章も整理して(Twitter風と言っているが、ざっと点検・添削しているのである)、アップすることにしよう。