溜飲を下げる本

「溜飲を下げる」という言葉がある。何かをして、胸のつかえをとってスッキリすることだ。ついでに言うとこれは他動詞。自動詞つまり「何かのおかげで(勝手に)胸のつかえがとれてしまうこと」は「溜飲が下がる」だ。
読んで溜飲を下げることができる本というのはそうそう出会わないのだが、今、『なぜ宇宙人は地球に来ない?』松尾貴史著が、もう来まくりやがってる。まだ最初の1/6程度しか読んでいないが、半径5mぐらいの溜飲が何個もスコーンスコーンスコーンと下がっていった。またいずれちゃんとレビューしようと思うが、さすが松尾貴史、面目躍如である。