久々の選挙祭

郵政のとき以来だろうか。この、お祭り。
午前10時の時点の投票率が、前回のを上回ったそうな。
マスメディアの中の人たちにとっては、長年に渡って、コツコツ積み上げてきた、打倒・自民と役人ザマーミロ状態がもう目前に見えてきたんだから、もうほくほくだろう。「中央」からの情報統制に反発して情報操作し続けてきた甲斐があったというものだ。しかも今回は麻生氏のお陰でお祭りに仕立てることも成功した。
それにしても麻生氏は気の毒だった。全く仕事をさせてもらえなかった。何もまともな判断材料が無いのに、マスメディアに「みぞうゆう」と書き立てられるだけで、始めから「能無し」扱いだった。そして、そんな情報しか大衆には情報が流れなかった。民主党の誰かが何かあっても、「興味本位」程度、あるいは昔からの「圧力」に「お付き合い」する程度しか喧伝されなかった(小沢君は別扱いだったけど)。
「政権選択だ」‥‥どんな政権でも大差ない。なぜなら、与党/政府はそれ自身の意思では動けないから。世の中には圧力団体、支持母体というものが存在するし、何より情報統制されたマスメディアによる情報統制の下での世論に大きな影響を受けるものだからだ。
「政策をよく見よう」‥‥公約を守るほどまっとうな人間には政治家などできない、という極めて明らかなことがなぜみんなわからないのだろう。

まぁ、自公が勝とうが幸福実現党が勝とうが、なんでもいいけど、少なくとも役人バッシングが得意技の民主が勝ったら、給料は減るなぁ。うちは夫婦ともに公務員的な給料体系だから。

一応言っとくと、「政治を良くする方法」がもしあるとすればこれ、というアイデアは一つある。単純なことだ‥‥「再選禁止」である。いつまでも長々と居座ってられるから、みんな政治や立法をしないのである。政治や立法などの「業務」よりももっと大切なことが生じているのだ。だが、そんな公約をする政治家は、そもそも政治家にはなれない。



先ほど、意気揚々と、ヨメさんは投票に出かけた。

こんなにアホらしい選挙、行く気が全く起きないんだが、ヨメさんが五月蝿いので行かざるを得ないだろう。全く時間の無駄だ。選挙権には、選挙権を行使しない権利が含まれているはずだと思うんだがなぁ。