2009-07-15 こういう文才に憧れる Blog beta_magnus氏の「人生がベータ版」より。 遅れ気味の終電では 行き場をなくしそうな父親が、 明日の課題に頭を悩ます学生が、 ピンク色の襟首が丸い茶色の髪の青年が、 しきりにおしりを気にするミニスカートの若い女が、 教師や課長や工事夫やマクドナルドの店員が、数学的帰納法をもちいて「今の人数が乗れているなら、あと一人くらいなら乗ることができる」という仮定を腕力的に証明している。それが深夜の満員電車である。 そこに数学的帰納法を見ることができるその才能が欲しい。(‥‥って普通の人には全く伝わらないんだろうなー)