火星のダストストーム発生機構

ずーっと長いこと、1970年代に提唱されたダストハリケーンモデルでFA、と誤解していて、数年前に、そうじゃなくて熱潮汐波が鍵なんだぜ?っていうのを聞いて、なーんとなくはそんなかんじで『知って』いたのだが、大気波動っちゅうか気象力学にとんと弱かったので『わかって』はいなかった。
で、これではいかん!と2ヶ月ほど集中的に気象力学を勉強したおかげで、今日、ようやく現在有力とされる発生機構が『わかった』ような気がする。季節柄、増量したダストで増強された太陽同期の西進1日潮と東進ケルビン波が干渉してダストが巻き上げられて、また増強されて、のフィードバックででかくなって、でかくなると慣性重力波(熱潮汐波)の励起層高度が上がって、鉛直伝播できない・しにくい1日潮より鉛直伝播できる半日潮が効くようになって収まると。ん?後半なんか微妙だな。合ってるかな(汗
ま、ちょっと嬉しいので今夜は呑もう。

(昨夜も呑んでたことは忘れたことにする)