猛烈シゴキなリハビリで

お世話になった、そしてこれからもお世話になるであろう教授の退官記念パーティが催された。そのパーティの余興として、関係者による即席バンドで生演奏をやろうということになった。曲は"You are my sunshine"、メンバーは歌う人々と、ピアノと、ギター(セミアコ)、そしてオレのAs。基本的に替え歌で長々と続く中で、途中1コーラスをサックスで埋めよという指示。
前日夜に、スタジオで合わせてみる。いきなりキーが変更になる。せっかく予習の為に音出しをFでやってたのに‥‥っていっても30分も吹いてないけど(^^;
結局キーはEbに。って、よけい簡単やん!!‥‥と思ったら甘かった。大福3つ分ぐらい甘かった。この歌、コードの変化に乏しく且つ雰囲気の無いあっけらかんとした歌なので、いざアドリブで吹こうとしても何をどうしていいのか手掛かりが全く無いのだ。ジャズのスタンダードとかだと、コードを追っかけてれば体裁は整うし、マイナーキーのロッキッシュなやつならバキューンと吹いておけば恰好はつく。そういった今までのごまかしテクニックあの手この手が通用しないのだった。
途中休憩をはさんで、ピアノのUさんが、ちょっとやりましょうかと。Uさんはジャズ研上がりで、何でも弾いてしまう達人。ギターのNさんは昔ビートルズバンドをやってたと。ってことで、Nさんが1コーラス歌って、1コーラスオレが何か吹いて、またNさんが歌って、次オレが‥‥とエンドレスで交互に。15分はやってたかなぁ。Uさんのピアノ伴奏もだんだんII-Vとか入れて吹きやすく(乗っかりやすく)してくれて、おかげでかなり語彙を思い出すことができた。おかげで本番は何とか恰好はつきそうな案配に。ただ伴奏がやはりピアノとギターだけでは薄いので見失うような予感がして、やっぱ作っといたほうがいいっすかねぇと言うと、「いや、冒険しましょうよ」と仰るUさん。ひえー。
本番では、結局作るというほどでもなく、こんな感じのフレーズがいいかなというイメージだけで臨んだ。何とかなるでしょう、と楽観視してたんだが、いざ開会してみれば総長だ何だとおエライさんがうじゃうじゃ。不覚にもめっちゃめちゃ緊張した。もっと呑んどけばよかった(笑)。決めたかった部分の2カ所外した。痛恨×2な感じ。まあ、まとまったので良かったとしましょう。

UさんNさん、また遊んで下さい。