ヨメさん晴れ舞台

参観日の親というのは、こういう気分なのだろうか。

今日は、ヨメさんが某O大学で招待講演する日だった。先日から、その準備をちょくちょく手伝っていた。特にPowerPointを使うのがヨメさんにとっては初めてのことだったので、編集などの操作法から教えたり。
プレゼンついては、一応オレだってダテに一般講演や学会発表を数多くやってきたわけじゃないので、既にオレの中ではその経験に裏打ちされた確立した方法論があるわけで、且つずっとそれを実践してPolish Upしてきた自負もあったので、絶対こうしたほうが良い、悪いことは言わんから言う通りにしとけ、と言うのだが「アンタの意見は聞いとくけど、採用するかどうかはワタシの自由やんか」と聞き入れない妻。この頑固者め(笑)
そして本番、ヨメさんのめったに見られない晴れ舞台、時間の自由のきくオレはパソコン準備・運搬などの助手も兼ねて帯同し、講演は最後列に混じって聞いていた。案の定、プレゼン的にはいろいろともどかしいところがあったのだが、やはり大阪のオバチャン根性というのか(笑)、さすがの強心臓。本番に強い強い。最初の3分ぐらいこそやや硬かったが、ノッて来るとしゃべりが出てくる出てくる。特にびっくりしたのが終了後の本人談:「最初に檀上に立って学生を見た瞬間に『いける!!』と思って落ち着いた」‥‥普通は逆なんですけど(笑)
学生さんたちの反応も良好(うちの大学のヒネクレ者どもとは全然違う!!)であったようだ。あと、プレゼン的には、文系学問の発表と理系のそれとの違いを垣間見たような気がした。あんなスライドが機能するんだ、へぇ、みたいな。

全体的には、「よくやった!上手かった!!」と褒めてやろうかな、と思ったよ。身内の贔屓目なしで。

それにしても、聞いてるこっちが緊張した。はぁ〜、疲れた。