ピッチャーの2段モーション問題と条文

「2段モーション」厳しく規則 三浦・岩隈ら「アウト」

これ、以前からずーっとおかしいっていうか何か変だなーと思ってた。面白い試合が見たいのに、ピッチャーの個性というか、バラエティというかそういうのを増やす方向でいくべきなのになぁ、と思っているので、どうかなーと思うのだ。
で、上の記事の最後を見て、愕然とした。

〈野球規則の条文〉 野球規則8・01の(a)ワインドアップポジションの(1)、同(b)のセットポジションの(2)にある条文は以下の通り。
「打者への投球に関連する動作を起こしたならば、中途で止めたり、変更したりしないで、その投球を完了しなければならない」

2段モーションが問題になるのはこの『中途で止めたり』の部分だ。しかし、よく読んでほしい。この文章の大枠は、『動作を起こしたならば』→『完了しなければならない』という文章なのだ。ということは、この条文を作成した人の真意は、『停止してはいけない』ではなくて、『投げると見せかけて、とかはダメ』という意味であろう。つまり、条文の真意は『中途でめたり』であって、『中途でめたり』ではないのではなかろうか??‥‥どちらも漢字で書くと『止め』となる。

信じたくないが、この2段モーション問題って、ただの漢字の読み間違いのような気がするんだけど、みなさまどうでしょうか。