新宿プチオフ‥‥やっぱクロースアップはキャラが出てナンボ。

『たかむらしのぶの虚構の理』のしのぶさん、そして『Card Loves You』のイイノさんとの3人で夕食会。ぃゃ軽く飲み会。っていうかぶっちゃけプチ手品オフ会。

まずはじめに‥‥お二人とも勤め人のお忙しい平日に、無理にお呼びして貴重な時間を割いて頂いて、大変申し訳ありませんでした。そして、ありがとうございました。

イイノさんはのっぴきならないお仕事の事情(ぃゃホンマに大変そうでしたすんまへん)で遅れていらっしゃったので、お見せした/拝見したものは少なかったのが少し残念だったけど、何よりそのビジュアル、カコイイヨ!イイノさん!!まだ開発途上と言いながら、拝見した演目も興味深かった。O&Wのスピーディな現象は、ゴテゴテさせずにそのままの路線で完成させれば、かなり『ギョッ』っとする素敵な小品として素晴らしーかんじになるのでは(個人的にはああいうのがストライクなので)。また、オリジナルのパケット版『Out of this world』も、(ああいう場だからこそより強く思ったのだけど)『コンバージョン』を利かせて仕上げればイイものになるのではないかと(ってゆかネタ自体はスゲーと思ったし、ぶっちゃけ半分以上追えなかった)。もう少し時間があって、もう少しお酒が進んで『地』というか『ぶっちゃけモード』のイイノさんをもう少し感じることができれば‥‥と思うと少し残念な気も。とりあえず動画配信、期待してますヨ!

その『コンバージョン』の産みの親・しのぶさんの演技、堪能させて頂きましたわホンマに。っていうかO&Wの、特に一つ目のルーティーンのオチ、素でひっくり返りました。‥‥えーと、いろいろ演じて頂いたのだけど、リクエストした『サイレンス』『マグネティック・カラー』『Twisting the Acesのコンバージョンあり/なしの比較演技』は、『いろいろHPで紹介している中からこれをリクエストするオレって素晴らしい』と勝手に思えてしまうセレクトであったというのはおいといて(笑)、「あ、しのぶさんの言ってたのはそういうことなのね」と、ものすごく納得のいく演技。もちろん、素晴らしいという意味で。そして、Shanlaさんがリンクで述べられていた、『味のある演技』というのも納得。だからこそ、率直な感想は『それはオレにはできねぇ』。誤解のないように別の言いかたをすれば、『オレ流コンバージョン』とは何か、というのを、逆説的に(?)理解した、というかんじ‥‥なのかな?あ、御本人のビジュアルは、御本人に申し上げた通り、『想定の範囲内』でした(笑)‥‥だって待ち合わせ場所で待ってて、『目印』が見えない角度だったからしばらく声をかけなかったけど、『この人に違いない』と見た瞬間に思ったんだもん(爆)

おそらく関東の方がオフなどは盛んで互いの演技を見ることも多いのだろうけれど、そんな中、京都にいる『オレの演技』‥‥望むべくは『オレにしかできない演技』‥‥というのがお見せできれば、そして見て頂いた結果、幸運にも、少しでも何か得るところや楽しい時間があればいいな、と思って臨んだオレ様が(←ナニ様だよ)やった演目の記録。まずしのぶさんとサシの時には、

  • 気合いの入ったコイン(ワンコインルーティーン)
  • タバコの貫通
  • Quit Smoking(誰がオリジナルだったっけか?)
  • ワン・シンブル・ルーティー
  • Mental Photo Deck (R.Hull/京都高島屋ディーラーの網田さん/オレ)
  • Oil, Water, and Triumph

‥‥しのぶさんのアドバイスを踏まえて完成させた『Less Triumphant Emotion』も演ずるべきだったか。そしてイイノさんとしのぶさんの両方に披露したのは、

  • ノドに詰まってた岩?(G'sで買ったやつ)
  • Now I see it, then you find it!(A. Bongo/ふじいあきら師/オレ)
  • カラーチェンジルーティーン(『ある意味究極のカラーチェンジ』とカラーチェンジング・アンビシャスカード)
  • ふじいあきら師が『いいとも増刊号』でタモリに教えてたO&Wを少しだけマジシャンっぽくしたやつ
  • Devilish Miracle (E. Marlo/S.Takagi/M.Matsuda/オレ)
  • オリジナルのFour-of-a-Kind Routine(の廉価版?)

うーん。これで全部だったかな(笑)

予想通り、キャラというか、持っている『天性』の異なる3人だった、と言ってよさそうなかんじ。そこが一番面白かった、というのは言い過ぎかな?‥‥だって、クロースアップはキャラが滲み出てナンボやと思うから。手品に限らず、なにがしか『相手』のあることのキャリアの長い人ならわかるはずだけど、同じ『トリック』を『演じ』ても、これほど違うものなのか、というところこそがクロースアップの魅力だと、いやもっと言えば、それこそが『ひとまえで何かやる/言う者としての義務』と言ってもいい、と思っているのだけど、まぁとにかくそういうこと。HPの文章からは想像できなかった切れ味の演目で魅せてくれつつやっぱり穏やかだったイイノさん、老獪なある種の『完成形』と手品への愛情を溢れさせていたしのぶさん。お二人とも、今後とも良き友人でありたい、と思いつつ、中央線へと乗り込んだのでありました【完】