偏光度からできること2005(その1)

やっぱ目的もなく観測しても、良くない。
で、『何ができるか』から考えて行けば、解析手法も思いつくかも、と思ってみた。

とりあえず、極雲だ。晴れ上がりがわからんことで有名だが、これは偏光度で如実に分かるに違いない。でも極雲がいついつに晴れ上がりました、っていうだけではダメだ。重要だけどつまらん。そこで、偏光度から光学的厚さを見積もることができれば嬉しい。仮に極冠表面を一様な状態と仮定して、一様な雲が載っているとすれば、金星の雲の偏光度分布のフィッティングみたいなかんじで何かできるんじゃないかな。光学的厚さとか、この方法でできるんじゃないかな?それから、偏光度の変化の仕方で、今までよくわかんなかった極雲の晴れ方そのもの(例えば一気に全部が消えるのかどうか、とか)についても何か言えるかもしれない。

そのためには、過去の文献から、南極雲が晴れたと推定される時期について、候補を挙げて、その期間に観測しに行くことにしよう。



‥‥もうその時期だよ。遅いよ。_| ̄| . . . . .... ◯ ころころ