夕焼け実験後半戦の話。
分散媒を水(屈折率1.33)のままで行う場合、分散質のほうを代えなければいけない。要するに、1.33で割った屈折率、即ち水に対する相対屈折率が1.5ぐらいになるような分散質が必要になってくる。だいたい、空気に対する屈折率が、2よりちょびっとだけ小さいものであればよい、というかんじである。しかし!である。理科年表などに当たってみたものの、そんな都合の良い固体物質には当たらない。ちなみに分散媒(この場合は水)の屈折率が、もっと小さいものが何かないかな、という方向で調べてみたが、水より屈折率の小さい液体ってメタノール(分子量16)ぐらい。だって水の分子量18だしね。そのメタノールですら1.29とかそんなの。屈折率がもっとがくーっと小さくなるようなやつって多分もっと分子量小さいだろうけど、そんなん気体やし。ていうか水ってそう考えると凄いね。ビバ水素結合。