北斗神拳経絡秘孔全集その2

新一(しんいち)

背中中央付近、「命門」付近にあると思われる。これを突くと、突かれた者の意志に関わらず口を割らせることができる。なおこの秘孔には致死作用は無いように見受けられる。

新伏免(しんふくめん)

顔の側面、向かって右側の上半分に人さし指〜小指で4つ、向かって左側下半分(頬骨から下)に同じく人さし指〜小指で4つ、計8個の秘孔のうちいずれか一つ、またはその8個の秘孔のうちの複数をまとめた呼称と思われる。これを突かれると、その姿勢から、一歩でも動くと『ボン!』だ。なお、実際にこれを突かれた人物は、変な姿勢になってしまっている。これは、上記の8個のうちの、『新伏免』以外の秘孔による効果かもしれない。

頬内(きょうない)

名前とは裏腹に、頬の外側にある秘孔。顎が閉まらなくなる。

大胸筋(だいきょうきん)

眉間、両頬骨の3つの秘孔の総称、またはそのうちの1つと思われる。全身の筋肉を、『ぶよぶよの脂肪の塊』に変えてしまう秘孔だが、筋肉細砲がいきなり脂肪細胞になっては困るので、あくまでもこれは喩えであるのは当然である。効果としては、筋肉がぐにゃぐにゃになったあと、しばらくすると硬直を始め、全身の肉体組織を徐々に死滅していき、死に至る。

健明(けんめい)

両眼の周辺にあると思われる、いくつかの秘孔の総称、またはそのうちの1つと思われる。突くのではなく押すと、薬を浴びて光を失った目でも見えるようになる、画期的な秘孔。